Glossary
用語集
エラー記事に登場する用語の短い定義集。84 件。
A で始まる用語
B で始まる用語
build context
docker build の最後の引数で指したディレクトリ(または URL)のこと。Docker クライアントがこの配下を tar 化してデーモンに送り、COPY / ADD の参照元になる。
タグ: docker、build-context、dockerfile
BuildKit
Docker の現行ビルドエンジン。命令の依存関係をグラフとして解析して並列実行し、レイヤーキャッシュやビルドシークレットを従来のビルダーより細かく扱える。
タグ: docker、buildkit、build
bundler
bundler(モジュールバンドラ)は複数の JavaScript や CSS などのモジュールを依存関係をたどって 1 つ以上のファイルにまとめるツール。import の解決やトランスパイル、コード分割を担い、webpack・Vite・esbuild などがある。
タグ: bundler、webpack、vite
C で始まる用語
cherry-pick
git cherry-pick は、特定のコミットが持つ変更内容だけを取り出して現在のブランチに適用するコマンド。ブランチ全体を統合する merge と違い、必要な 1 コミットだけを別ブランチへ運べる。
タグ: git、cherry-pick、commit
CommonJS
Node.js が長らく標準としてきた同期的なモジュール方式。require() で読み込み module.exports で公開する。ESM とは解決規則も実行モデルも異なる。
タグ: commonjs、esm、nodejs
Composition API
Vue 3 で導入された、コンポーネントのロジックを ref / reactive / computed などの関数で組み立てる書き方。Options API と違いロジックを関心ごとにまとめられる一方、リアクティビティの仕組みを理解していないと参照が切れる。
タグ: vue、composition-api、script-setup
const assertion
TypeScript で式に as const を付け、リテラルを string 等へ広げずリテラル型のまま固定する構文。オブジェクトは readonly、配列は readonly タプルになる。
タグ: typescript、as-const、const-assertion
Corepack
package.json の packageManager フィールドを見て、指定どおりのバージョンの pnpm / Yarn / npm を自動で用意する Node.js 同梱のシム。チーム内のパッケージマネージャ差異をなくす。
タグ: corepack、pnpm、yarn
CORS
ブラウザがあるオリジン(http(s) + ホスト + ポート)から別オリジンの API を呼び出すときに、サーバ側が許可ヘッダを返さないと弾く仕組み。Same-Origin Policy の緩和ルール。
タグ: security、http、browser
CRLF
復帰 (CR, 0x0D) と改行 (LF, 0x0A) の 2 文字で 1 行の終わりを表す改行コード。Windows 系の既定で、Unix 系の LF と混ざると差分や実行の不具合になる。
タグ: git、crlf、lf
D で始まる用語
depends_on
Docker Compose でサービスの起動順と依存関係を宣言する属性。短い書き方では「先に起動する」ことしか保証せず、相手が接続できる状態になるまで待たせるには long syntax の condition と healthcheck を組み合わせる。
タグ: docker-compose、depends_on、healthcheck
detached HEAD
detached HEAD は、HEAD がブランチではなく特定のコミットを直接指している状態。この状態でのコミットはどのブランチにも属さず、別のブランチへ移動すると参照されなくなり見失いやすい。
タグ: git、head、detached
DOM
DOM は HTML 文書を要素・属性・テキストのノードからなるツリー構造としてメモリ上に表現する API。JavaScript はこのツリーを通じてページの構造・内容・スタイルを動的に操作する。
タグ: dom、javascript、html
E で始まる用語
ECMAScript Modules
JavaScript の標準モジュール方式。import / export で依存を静的に宣言し、ブラウザと Node.js の両方で動く。CommonJS の require とは解決規則も実行タイミングも異なる。
タグ: esm、commonjs、javascript
Edge Runtime
V8 isolate 上で動く Web 標準 API 限定の軽量ランタイム。Node.js コア API は使えないが起動が速く世界中のエッジ拠点に分散配置される。Vercel / Cloudflare Workers が代表例。
タグ: vercel、nextjs、edge-runtime
ESLint Flat Config
ESLint v9 で既定となった新しい設定方式。eslint.config.js / .mjs / .cjs 一本に設定オブジェクトの配列を export し、プラグインも import して直接渡す。
タグ: eslint、flat-config、config
esModuleInterop
tsconfig のコンパイラオプションの一つ。CommonJS モジュールを ES Modules の import 構文で読むときの食い違いを埋め、default エクスポートを持たないモジュールを import x from の形で扱えるようにする。
タグ: typescript、tsconfig、commonjs
externally-managed-environment
OS のパッケージマネージャが所有する Python 環境への pip インストールを拒否する仕組み。PEP 668 で標準化され、システムの Python が壊れるのを未然に防ぐ。
タグ: python、pip、PEP668
F で始まる用語
G で始まる用語
git reflog
HEAD やブランチ参照が指していた位置の移動履歴をローカルに記録する Git の仕組み。reset や rebase で消えたコミットも、GC 前なら reflog の SHA から復旧できる。
タグ: git、reflog、recovery
git reset
git reset は、現在のブランチが指すコミットを別のコミットへ移動させるコマンド。オプションによって、インデックスとワーキングツリーをどこまで巻き戻すかが変わる。
タグ: git、reset、undo
git stash
git stash は、まだコミットしていない作業ツリーの変更を一時退避してクリーンな状態に戻すコマンド。stash pop / apply で後から復元でき、ブランチ切り替え前の待避に使う。
タグ: git、stash、pop
GITHUB_TOKEN
GitHub Actions の各ワークフロー実行ごとに自動発行される一時トークン。secrets.GITHUB_TOKEN で参照し、リポジトリ操作の認証に使う。実行終了で失効する。
タグ: github-actions、github、github-token
glob
glob は * や ?、[...] などのワイルドカードでファイルパスの集合をまとめて指定する記法。ビルド対象や無視ファイル(.gitignore / .dockerignore)、リンタ設定などで扱う範囲を表すのに使われる。
タグ: glob、pattern、ignore
go.mod
go.mod は Go モジュールの定義ファイル。モジュールパス、必要な Go のバージョン、依存モジュールとそのバージョンを記述し、モジュールのルートに置く。go コマンドが依存解決の起点にする。
タグ: go、go-mod、modules
H で始まる用語
HEALTHCHECK
Dockerfile の HEALTHCHECK 命令は、コンテナ内で定期的にコマンドを実行し、その終了コードでコンテナの健全性(healthy / unhealthy)を判定する仕組み。プロセスの生存とサービスの応答は別物である点を埋める。
タグ: docker、healthcheck、container
HMR (Hot Module Replacement)
アプリを動かしたまま、変更のあったモジュールだけを差し替える開発サーバーの仕組み。ページ全体を再読み込みしないので状態が残る。
タグ: vite、webpack、hmr
Hydration
サーバ側で生成した静的 HTML に対し、クライアント側で React などのフレームワークがイベントハンドラや状態を「後付け」して動的にする仕組み。
タグ: react、ssr、nextjs
I で始まる用語
J で始まる用語
L で始まる用語
M で始まる用語
N で始まる用語
O で始まる用語
P で始まる用語
package.json
package.json は npm がプロジェクトのメタ情報と依存関係、npm scripts を記述する JSON 形式のマニフェストファイル。name と version が必須で、依存やスクリプトの起点になる。
タグ: npm、package-json、dependencies
Pages Router
Next.js が pages/ ディレクトリで提供する従来のルーティング方式。ファイル名がそのまま URL になり、getServerSideProps などのデータ取得関数と _app / _document による共通化を使う。App Router とは同じプロジェクトに共存できる。
タグ: nextjs、pages-router、routing
PAT
PAT は GitHub などでパスワードの代わりに使う個人用アクセストークン。HTTPS 経由の操作や API 認証に使い、付与したスコープ(権限)の範囲でのみ操作できる。
タグ: pat、github、authentication
PATH
PATH は、コマンド名だけで実行ファイルを起動できるようにシェルが探索するディレクトリの一覧を保持する環境変数。ここに無いディレクトリのコマンドは command not found になる。
タグ: path、environment-variable、command-not-found
peerDependencies
プラグインなどが「ホスト側にこのバージョンが入っている前提で動く」と宣言する依存。npm 7 以降は実体としてインストールされている版が範囲を満たすかを厳格に検査する。
タグ: npm、peer-dependency、package-json
PEP
Python の仕様変更や指針を提案・記録する文書。番号で識別され、採択された PEP が言語やツールの実際の挙動を決める。エラーメッセージや公式ドキュメントが根拠として PEP 番号を示すことが多い。
タグ: python、pep、specification
pg_hba.conf
PostgreSQL が接続要求ごとに「どの接続元・どのユーザー・どのデータベースを、どの認証方式で通すか」を上から順に判定するクライアント認証の設定ファイル。
タグ: postgresql、認証、接続
PostCSS
CSS を AST(構文木)へ変換し、JavaScript のプラグインで書き換えてから CSS として出力するツール。Tailwind CSS や Autoprefixer はこのプラグインとして動く。
タグ: postcss、css、tailwindcss
Promise
Promise は非同期処理の最終的な完了または失敗と、その結果の値を表す JavaScript のオブジェクト。pending から fulfilled / rejected へ一度だけ状態遷移し、then や async/await で結果を受け取る。
タグ: promise、async、await
pull_request_target
GitHub Actions のトリガーの一つ。pull_request と違い base リポジトリの既定ブランチの文脈で動くため、fork からの PR でも Secrets や書き込み権限を使える。その代わり PR 側のコードを実行してはいけない。
タグ: github-actions、workflow、secrets
PyPI
pip が既定で参照する、Python パッケージの公式リポジトリ。誰でも公開・取得でき、依存解決の起点になる。
タグ: python、pip、pypi
R で始まる用語
rebase
git rebase は、あるブランチのコミットを別の基点(upstream)の上に付け替えてコミット履歴を線形に整えるコマンド。マージと違い履歴を書き換えるため、共有済みブランチでの実行には注意が必要。
タグ: git、rebase、conflict
ReferenceError
ReferenceError は、存在しない(まだ初期化されていない)変数を参照したときに JavaScript が投げる例外。多くは 'x is not defined' というメッセージで現れる。
タグ: referenceerror、javascript、nodejs
resolve.alias
バンドラが import のパス文字列を実ファイルへ解決するときに参照する別名テーブル。tsconfig の paths は型解決だけを担うため、実行時の解決にはバンドラ側の設定が別に要る。
タグ: bundler、alias、import
Route Handler
Next.js の App Router で HTTP リクエストを直接受けるための仕組み。app/ 配下に route.ts を置き、GET や POST という名前で関数を export すると、そのセグメントが API エンドポイントになる。
タグ: nextjs、route-handler、api
S で始まる用語
satisfies 演算子
TypeScript 4.9 で追加された演算子。式 satisfies 型 で型適合を検査しつつ、式自身の推論結果は上書きせずそのまま残す。型注釈との違いがここにある。
タグ: typescript、satisfies、type-check
Server Component
サーバー側でだけレンダリングされ、HTML と RSC ペイロードとしてブラウザへ送られる React コンポーネント。state や effect は持てず、Next.js App Router の既定。
タグ: react、nextjs、app-router
ssh-agent
SSH の公開鍵認証に使う秘密鍵をメモリ上に保持し、接続のたびにパスフレーズを入力しなくても認証できるようにする OpenSSH のプログラム。鍵の登録には ssh-add を使う。
タグ: ssh、ssh-agent、公開鍵認証
SSR (Server-Side Rendering)
SSR(Server-Side Rendering)は、サーバー側で HTML を生成してからクライアントへ返すレンダリング方式。初期表示が速く SEO に有利な一方、window など DOM 前提のコードはサーバーで動かせない。
タグ: ssr、nextjs、react
Stale Closure
関数が古いレンダリング時点の変数を捕捉したまま実行され、最新値が読めなくなる現象。React の useEffect や setInterval で頻発し、関数型 setState や useRef で回避する。
タグ: react、hooks、useeffect
Strict Mode
React の開発専用ラッパー。子孫コンポーネントの effect やレンダリングを開発時に二重実行し、副作用の冪等性チェックや非推奨 API の警告を行う。本番ビルドには影響しない。
タグ: react、strict-mode、hooks
sudo
許可されたユーザーが、コマンドを root(または別のユーザー)の権限で実行するための Linux / macOS のコマンド。権限エラーの回避に使われがちだが、作られたファイルが root 所有になる副作用がある。
タグ: sudo、root、permission
T で始まる用語
tsc
tsc は TypeScript 公式のコンパイラ CLI。tsconfig.json を読んで .ts / .tsx を JavaScript にトランスパイルし、型チェックも行う。typescript パッケージに同梱される。
タグ: typescript、tsc、compiler
tsconfig paths
TypeScript の tsconfig.json で import "@/foo" のような短いパスを実体パスに対応させるエイリアス設定。型解決専用で、実行時には別途バンドラやローダの設定が必要。
タグ: typescript、tsconfig、paths
tsconfig.json
tsconfig.json は、そのディレクトリが TypeScript プロジェクトのルートであることを示し、対象ファイルとコンパイラオプションをまとめて指定する設定ファイル。tsc は引数なしで実行するとこれを探して読む。
タグ: typescript、tsconfig、compiler-options
U で始まる用語
undefined
JavaScript で「値がまだ入っていない」ことを表すプリミティブ値。未代入の変数、存在しないプロパティ、return の無い関数の戻り値がこれになる。意図的な「空」を表す null とは別物である。
タグ: javascript、undefined、null
useEffect
コンポーネントのレンダリング後に、データ取得や購読などの副作用を実行し後始末するための React 標準フック。
タグ: react、hooks、useeffect
useMemo
依存配列が変化したときだけ高コストな計算を再実行し、結果をキャッシュして再レンダリングを最適化する React フック。
タグ: react、hooks、usememo
useRef
再レンダリングを起こさずに値を保持し、DOM 要素への参照も受け取れる React フック。値は current プロパティに入る。
タグ: react、hooks、useref
useState
関数コンポーネントにローカルな状態変数を持たせ、その更新で再レンダリングを引き起こす React 標準フック。
タグ: react、hooks、usestate
V で始まる用語
W で始まる用語
記号 で始まる用語
.env ファイル
環境変数を KEY=VALUE の形で 1 行ずつ書いておくテキストファイル。OS やシェルが自動で読むものではなく、dotenv ライブラリや Next.js・Vite・Docker Compose などのツールが読み込んで使う。
タグ: dotenv、env、環境変数
.gitignore
Git に追跡させたくないファイルのパターンを書くファイル。ビルド成果物や依存フォルダ、手元専用の設定ファイルを誤ってコミットしないために使うが、既に追跡されているファイルには効かない。
タグ: git、gitignore、ignore
"use client"
React Server Components 環境で、そのファイル以降をクライアントコンポーネントとして扱うと宣言するディレクティブ。ファイル先頭に書く。
タグ: nextjs、react、use-client
コマンドパレット
VS Code の機能をコマンド名で検索して実行する入力欄。Ctrl+Shift+P(macOS は Cmd+Shift+P)で開き、インタプリタの選択や言語サーバーの再起動のような拡張機能のコマンドもメニューを辿らずに呼び出せる。
タグ: vscode、editor、shortcut
シェルの起動ファイル
bash や zsh が起動するときに自動で読み込んで実行するファイル。PATH の追加や alias、nvm などの初期化行を書く場所で、ログインシェルかどうかとシェルの種類によって読まれるファイルが変わる。
タグ: shell、bash、zsh
ポート
1 台のホスト上で通信の宛先を区別する 0〜65535 の番号。IP アドレスが「どのマシンか」を、ポートが「その中のどのサービスか」を指す。3000 や 5432 のような既定値がよく使われる。
タグ: ポート、port、EADDRINUSE
マージコンフリクト
統合する 2 つの変更が同じファイルの同じ箇所を別々に書き換えていて、Git がどちらを残すか自動で決められずに処理を止めた状態。マーカーを手で解消して git add するまで先へ進めない。
タグ: git、merge、conflict
依存配列 (dependency array)
useEffect / useMemo / useCallback の第 2 引数に渡す配列。React はこの値を前回と比較し、変化したときだけ Effect の再実行やメモ化のやり直しを行う。
タグ: react、hooks、useeffect
型の絞り込み (Narrowing)
TypeScript が if や instanceof、typeof、in などの条件から、ユニオン型をより具体的な型へ自動的に絞り込む仕組み。unknown や null を安全に扱う土台になる。
タグ: typescript、narrowing、type-guard
型定義ファイル (.d.ts)
拡張子 .d.ts の、型の情報だけを書いた TypeScript のファイル。実装は持たず、JavaScript のライブラリやグローバル変数がどんな型を持つかをコンパイラに伝える。npm では @types/ パッケージとしても配布される。
タグ: typescript、d.ts、@types
環境変数
OS やシェルが各プロセスへ渡す「名前と値」の組。接続情報や動作モードなどデプロイ先ごとに変わる設定をコードの外に置くために使い、Node.js では process.env で読む。
タグ: 環境変数、env、dotenv
終了コード
プロセスが終了時に親へ返す 0〜255 の整数。0 が成功、非 0 が失敗を表し、シェルでは $? 、Node.js では process.exit で扱う。CI やスクリプトの成否判定の土台になる。
タグ: 終了コード、exit-code、exit-status